高槻市高西町は阪急京都線「高槻市」駅・JR京都線「高槻」駅の南に位置する。近年は「住んでよかった街」「子育て環境の良い街」「住みたい街」などのランキングで上位に入るなど、人気の住宅地となっている。
◆大阪や京都への交通アクセスが抜群
高西町からは阪急京都線「高槻市」駅とJR京都線「高槻」駅が利用しやすい。阪急京都線「高槻市」駅は特急停車駅。「梅田」駅へ約21分、「河原町」駅へ約22分でアクセスできる。JR京都線「高槻」駅は、「新大阪」駅~「京都」駅間で唯一の新快速停車駅。新快速利用なら「新大阪」駅まで1駅約10分、「大阪」駅まで2駅約15分、「京都」駅まで1駅約13分でアクセスできることも魅力。また、JRと阪急の両駅は近いので、行き先に応じて使い分けやすいのも便利。高西町から各駅までは、バスの利用がおすすめ。最寄りの「東庄所」停留所からは「阪急高槻駅」経由「JR高槻駅南」行きのバスが一時間に5~6本程度(平日昼間)運行されている。
一方、車でのアクセス面では、エリア内に大阪外環状線(国道170号)、京都と神戸を結ぶ国道171号などの主要道路が通る。高速道路網では、「茨木IC」が近く名神高速道路を活用しやすく、出張やレジャーなど車での移動も快適。
◆旧石器時代の遺跡も残る歴史ある街
今から約2万年前の旧石器時代の遺跡「郡家今城遺跡」や、古墳時代の6世紀前半につくられた「今城塚古墳」が残るなど、古来より栄えていた高槻市。戦国時代以降は、高槻藩の城下町として賑わった。安土桃山時代には、キリシタン大名の高山右近が城主であったことでも知られている。また、「高槻」駅の北側には古くから京都と西国を結んでいた「山陽道」が通る。この道は江戸時代には「西国街道」とも呼ばれるようになり、現在の芥川町には「芥川宿」が置かれ宿場町として発展した。
◆生活を楽しめる街として進化を続ける高槻市
大阪・京都の中間点にあたる交通利便性の良さもあり、戦前には複数の工場が立地した高槻市。しかし戦後、国内の産業構造の変化もあり工場や倉庫などは閉鎖や移転し、その跡地には大規模商業施設やマンションなどの開発がおこなわれるようになった。JRと阪急が通り交通の便がよく、ほどよく自然も残る高槻市は近年では人気の住宅都市に。市としても定住促進プロモーション「どっちもたかつき」などの取り組みを実施し、生活を楽しめる街であることをアピールしている。また、1999年からは毎年ゴールデンウイーク期間中にJAZZイベント「高槻ジャズストリート」を開催。日本最大級の来場者数を誇り、高槻市は「JAZZの街」としても知られるようになった。
現在、高槻市内では新名神高速道路も建設中。「高槻第一JCT」~「神戸JCT」間は2018(平成30)年度開通目標で、同時に名神高速道路と連絡する高槻連絡路、及び「高槻IC」も開設予定。完成すれば「高槻IC」から名神高速道路・新名神高速道路の2路線が利用できることになる。新名神高速道路の「高槻第一JCT」~「八幡JCT」(京都府八幡市)間は2023(平成35)年度開通目標で整備が進められている。
◆名門私立学校が立地する文教的なエリア
子育て支援が充実している高槻市。妊婦健診の費用を全国トップクラスの12万円まで助成しているほか、2014(平成26)年4月には「保育所待機児童ゼロ」を達成。保育施設も充実しており子育てしやすい環境が整っている。高西町の通学指定小学校である「高槻市立桃園小学校」は、明治6年に前身となる小学校が開校した「高槻小学校」から、昭和28年に分かれて誕生した伝統ある学校。通学指定中学校は、市内で最も歴史があり、かつての高槻城の敷地内に立地する「高槻市立第一中学校」だ。
また、市内には名門私立として知られる「高槻中学校 ・高槻高等学校」や「関西大学初等部・中等部・高等部」が立地している。さらに市内には「大阪医科大学」「関西大学 高槻ミューズキャンパス」など大学のキャンパスもあり、文教的なエリアということができる。
◆大型商業施設が多く、暮らしやすい街
高西町周辺には大型のショッピングセンター「ショッピングプラザかむかむ」をはじめ、「サンディ 高槻高西店」「Foods Market SATAKE 高槻城西店」など使いやすい規模のスーパーマーケト、農産物直売の「農風館 野見町店」、DVDレンタルなどの「TSUTAYA 高槻南店」など日常生活に便利なお店が充実。
阪急京都線「高槻市」駅とJR京都線「高槻」駅の間及び周辺には「西武 高槻店」や「松坂屋 高槻店」「ミング・阪急高槻」「アクトアモーレ」など、大型の商業施設が多く集まり、大阪や京都へ行かなくてもショッピングが十分楽しめる。さらに、商店街に活気があるのも特徴で、「高槻センター街」や「アクトモール」「芥川商店街」などは、いつも多くの人々で賑わっている。
◆ひとりでも、仲間と一緒も楽しめるお店が揃う
高槻市は古くは寒天や清酒の産地として知られた地。近年は大阪・京都の住宅都市として、こだわりや雰囲気のあるお店が駅周辺を中心に点在する。ソムリエの資格を持つシェフがつくるイタリアンの「ラ・プローダ」、スペシャルティコーヒーとスイーツのカフェ「Jause」、フードも充実で居心地のいい「カフェニュートラル」など、お気に入りの店を見つけたい。
◆自然を満喫できる環境のよさも魅力
高槻市は、北に北摂山系の山並みや摂津峡があり、西に芥川、東に淀川が流れているなど、自然環境に恵まれている。高西町周辺には、「城跡公園」「今城塚古墳史跡公園」など歴史ロマンを感じられる公園も多い。芥川沿いに流れる新川は桜の名所として知られており、春には美しい桜を楽しめる。さらに、芥川沿いには「津之江公園」「あくあぴあ芥川」「芥川桜堤公園」「清水池公園」などの公園・緑地もあるほか、淀川沿いまで足を伸ばせば「淀川河川公園 大塚地区」や「高槻ゴルフ倶楽部」など大規模な公園・スポーツ施設も設けられている
2016年には「高槻」駅の東にある「京都大学大学院農学研究科附属農場」が移転することになっており、現在市では跡地を「(仮称)安満遺跡芝生公園」としての整備を計画。2019(平成31)年に一次開園、2021(平成33)年に全面開園の予定で、身近にますます憩いの場となる施設が整う。そのほか、レジャースポットでは、「高槻」駅前の「アクトアモーレ」内に「高槻アレックスシネマ」があるほか、淀川を渡れば「ひらかたパーク」も近い。大人も子どもも楽しめる施設も充実している。
◆高度医療や救急医療が充実で安心感も高い
高西町は高槻市の中心部に近く、市役所が近いなど、市の公共・文化施設が活用しやすいことも魅力。かかりつけに便利な医療施設はもちろん、「大阪医科大学附属病院」「大阪府三島救命救急センター」など救急や高度な医療に対応する施設も充実している。さらに夜間や休日の怪我や病気の診療をおこなう「高槻島本夜間休日応急診療所」の存在は地域住民の大きな安心となっている。